新芽いっぱい 鶴岡八幡宮の倒れた大銀杏(産経新聞)
強風の影響で先月10日に倒れた鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)の県指定天然記念物「大銀杏(おおいちょう)」の根元から、小さな新芽が顔を出した。八幡宮が1日、発表した。
八幡宮によると、長さ1センチ弱の緑色をした若い芽が多数出ているのが確認できた。正確な数は数えていないが、20以上は芽生えており、本殿に続く大石段からも見えるという。
八幡宮は大銀杏の再生を願い、倒れた幹部分を根付かせるため先月14日に移植した。その一方、地面に残った根元から若い芽が出ることも期待していた。
大銀杏の樹齢は推定千年。境内の記帳所では倒木から1週間後の先月17日から1日までに、再生を祈る人々約2万5千人が記帳したという。
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2010-04-08 22:45
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